Y!カーナビがかなり使えるようになっていた。

確か昨年リリースされたY!カーナビですが、リリース当初、使おうと思ったのですがイマイチで即アンインストールした記憶があります。

 
この度、オービス対応したようでうさぎ様の爪切りがてら使用してみました。

car.watch.impress.co.jp

 
GoogleMapと比較し便利と思ったところを中心に紹介。
 

中継点の設定

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ルート設定後、任意の位置を中継点に設定出来ます。カーナビでは当たり前の機能と言えばそれまでですがAndroid側GoogleMapにはそれがなく、PCでルート設定してスマホに飛ばせば可能ですが実用的ではありません。
 
その点、Y!カーナビなら中継点の追加も削除も容易にできます。
 
また、ルート設定時の「一般優先」「高速優先」の設定が簡単です。
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GoogleMapだと毎回オプション変更が必要なため、使い勝手が悪いです。
 
 

一般道/高速道切り替え

 
高架下等で「一般道を走っていたのにナビ上では高速道を走っていた。何を言っているかわからねーと思うが(以下省略)」
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高架下で信号待ちしてるといつの間にか高速道走ってるとナビが勘違いしてしまう問題。画面上部で「次に降りるIC」を案内してますが私は一般道にいるんですGoogleさん。
そんな時、Y!カーナビなら画面左下の 
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を押せば「一般道/高速道」の切り替えが任意に行えます。有り難い機能です。
 
因みに一般道から意図的に高速に切り替えたのですが丁度オービスポイントだったらしく「スピードに気をつけて下さい」のアナウンスがありました。
 
 
高速道路情報表示
 
ルート設定する前の状態では、画面左下に

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「高速渋滞」ボタンが表示されタップすると
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高速渋滞情報が表示されます。他のアプリ使わなくて良いから便利です。
 
バッテリー消費
これだけ機能充実してるならバッテリーゴリゴリ減るんじゃない?と、思ってたら
30分走行 環境Nexus5/AndroidM
 
行きY!カーナビ  17%消費
帰りGoogleMap 20%消費
 
と大して変わらない結果となりました。
 
音声ナビのタイミングも良く、カーナビに関してはY!カーナビを使おうと思います。
 
ただ、一点、ゆっくりボイスみたいな音声なんとかなりませんかね?Yahoo!さん。
この点は好みの問題かも知れませんがGoogleMapが勝っています。

MVNO利用時にSMSオプションは必要か?

SMSオプション付けたらセルフスタンバイが解消されバッテリー持ちが多少改善されんじゃね?と、少しも改善されなくて涙目なおじさんです。
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それならSMSオプション付けるメリット無くない?となりますが、折角付けたのでメリットを考えよう。

1.セルフスタンバイが解消される。
2.LTE接続が速くなる。
3.マップ等での位置特定が速くなる。

やったね、とーちゃんの少ない小遣い使ってSMSオプション付けた甲斐があったよ!

さて、1は言わずもがなですが、有効性があるのは2と3。

移動中やトンネル通過等でサービスエリア外からサービスエリア内に移動した時、LTE接続にならなかったりアンテナピクトは立っているのにデータ通信出来なかった経験はありませんでしょうか?

SMSオプションを付けるとCS(回線交換)が有効と成るため、LTE通信可能となるまでのシーケンスが正常に行われサービスエリア内であれば瞬時にLTE接続へ移行します。

CSが無い場合、LTE接続確立まで時間がかかるケースがあり、「サービスエリア内に移動したのに繋がらない」といった事象が発生します。

また、CSによる位置登録が可能であるためSIMフリー端末ではA-GPSが利用可能となり、マップ等での位置取得が速くなる場合があります。但し、あくまでも位置取得が速くなるだけで位置の正確性は端末に依存します。尚、ドコモ白ロムはSPモードを使いA-GPSデータを取得する為、SMSオプションを付けても変わりません。

バッテリードレインについて

MVNOを利用すると端末によってはアンテナピクトが表示されなかったり「セルフスタンバイ」といった問題が発生します。

これはAndroid側がCS(回線交換)ありきの造りとなっており、データ通信確立するためのシーケンス上でCSで位置情報を確定しPSと遷移します。知らんけど。

データ通信専用SIMの場合、CSが在りません。しかしOS側はCSがあるとして作られているため接続を試み続け、セルフスタンバイが発生します。機種によってはその際にバッテリーを消費続け、所謂バッテリードレインとなります。多分そんな感じ。

しかし、最近の端末は各メーカーがセルフスタンバイによるバッテリードレイン対策をしている場合もあり全ての端末で発生する訳ではありません。

少なくともNexus5では発生せず、自宅の電波状態が悪い為か就寝時の端末スタンバイ状態ではSMSオプションにより僅かながら増えてます。

結論
セルフスタンバイによるバッテリードレイン解消についてはそもそもバッテリードレイン自体発生していない、あっても極僅かのケースがありますが、LTE接続や位置取得の改善を望まれる方は付けた方が良いかなと。

契約途中でオプション変更の場合、SIMの再発行となり二千円程度の手数料&手間を取られますので契約する際に付けておかれるのがお勧めです。







iijmio→OCNモバイルONE移行時の注意点

iijmio→OCNモバイルONEに移行した場合、iijでいう「みおぽん」の対となる「OCNモバイルONEアプリ」がかなりバッテリーを消費します。自分の環境:Nexus5+AndroidMでは通勤時の20%前後使用が40%前後と倍近くに。
 
「OCNモバイルONEアプリ」は
通信速度の切り替え
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データ使用量及び予測使用量
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位置情報を利用したWi-Fi制御
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と多機能でiijのシンプルな「みおぽん」とは趣が異なり重量級な仕上がり。しかも常駐型でAndroid標準のバッテリー情報には表示されないステルス性能まで搭載している拘り様。
 
どうせ拘るならiijさんみたいにバッテリー消費量も拘って欲しいと思うんだよねおじさんは。
 
なら、アンインストールすれば良いんじゃね?と、思いますがそれじゃ面白くない。
折角なので生かさず殺さず使いましょう。
 
アプリ側の「WiFi連携設定」はOFFに
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バックグラウンドデータを制限はON
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アプリの権限で位置情報はOFF

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結果、以前のように通勤時のバッテリー消費が20%前後まで改善しました。
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OCNモバイルONEアプリをアンインストールして運用する場合は
 
データ通信量の参照は
My Data Manager Service
を利用します。アプリ毎のデータ使用量も把握できてかなり便利です。
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月の使用量を確認したり

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アプリ毎の使用量を確認出来たりほら便利。
 
通信速度を切り替える「ターボ」はOCNマイページのショートカットをホームに配置するなどで対応します。
 
また

service.ocn.ne.jp

を実施中なので登録しましょう。
 
接続は簡単接続アプリもしくは手動で設定します。尚、簡単接続アプリは常駐型となります。
 
トライアルサービスのWi-Fiスポットはコンビニや駅で利用でき利用者が少ないのか自分の利用範囲ではドコモWi-Fiより快適です。

MVNOでSMSオプションを付けてみたが。

iijmioデータ通信を3年程利用してましたが、MVNOでありがちなセルフスタンバイ問題がAndroid5.0以降気になって仕方がない。

 
なのでOCNモバイルONE、SMSオプション付きSIMに鞍替えしました。
 
因みにiijmioさんにはなんら不満はありません。今までありがとうございました。
 
さて、SMSオプションですが
  • 普段使いでは変らず。
  • データ通信OFFではバッテリー消費上昇。(2.1%/1h→4.2%/1h)
との結果に。
 
MVNO使いの多くの方々が「SMSオプション付けても大して変わらない。」との記事を書かれてましたが好奇心と猜疑心に勝てなかったマン。やはり検証は自分自身で行わないと。
 
データ通信をOFFにしてもバッテリー消費が上昇した事についてはSMSオプションにより音声通信シグナリングチャネルで消耗ではないか?普段使いで変化がないのもセルフスタンバイによるバッテリー消費はほぼ無いレベルだったのでは?との結論です。
 
参考

techlog.iij.ad.jp